【剣盾S28】伝説2体環境の中、ピカチュウ統一でマスターボール級まで勝ち上がった話
皆さんこんにちわ!!イキュリアと申します。
普段はゆっくり実況でモルペコを使ったレート動画などを投稿しています!
今回はその企画の中で「ピカチュウ統一でマスターボール級チャレンジ」を無事に達成することができたのでその記念として記録に残そうと思います。
拙い構築記事ではありますが、興味がありましたら読んでいただけると幸いです。
【目次】
企画概要
その名の通り、「ピカチュウ統一」でビギナー級からマスターボール級まで勝ち上がるというもの。
ピカチュウ統一の定義は、以下の通り。
・基本のピカチュウ枠
・派生のピカチュウ枠
・スペシャルサンクス
上の通りにピカチュウ枠としての定義を決めたうえで、
・「基本のピカチュウ枠」の5体は固定メンバー
・「派生のピカチュウ枠・スペシャルサンクス」は助っ人という形でランクが上がると6体目として加入できるというルールを定めました。
(ゼクロムに関してはハイパーボール級で解禁しました)
基本コンセプト
・ダイマックスして強いを軸に押し通す
・でS操作をしつつの火力を押し付ける
・で相手のにカモにされない
戦歴
1.ビギナー級
ビギナー級はランクダウンがないため、基本のピカチュウ枠の5体だけで頑張ってみました。
伝説ポケモンとの種族値差こそあるものの、ダイマックスしてエースになれるを通せれば勝てる試合があり、モンスターボール級まで勝ち上がることはできました。
2.モンスターボール級①
沼。
特性サーフテールでの上を取り、有利に戦えると思いを採用してみたが、あまりにも火力が足りなかったです。
サーフテールで素早さ上昇しても、を倒すためにはダイサイコを打ってフィールドが書き換割ってしまうので結局倒される。
に関しては、対面性能意識でみんなでんこうせっかを持っていたので素早さなど関係なく縛られて連敗を喫していました。
モンスターボール級からは負けるとランクダウンのデメリットもつくため、連勝する必要があり、その中でトップメタであるに対して安定して勝てるポケモンがいないことで絶望的かと思われました。
(たぶんもっとうまい使い方があったのだと思いますが、自分の実力不足でした)
3.モンスターボール級②~スーパーボール級
最強の救世主の登場で勝率が劇的に安定しました。
最初はばけのかわを頼りに無理やり相手を突破するいのちのたま型で採用してみたのだが、それでもに絶対に勝てるわけではないので不安定でした。
そこで採用されたのが、通称「メンヘラミミッキュ」と呼ばれている呪いイバンの実型のミミッキュ。
このミミッキュはラス1対面さえ作ることができれば、理論上どんな相手であったとしても対面で勝つことができるインチキじみた性能を持っています。
このミミッキュをラス1対面に合わせられるように対戦を運ぶという、明確な勝ち筋が構築内に生まれたことでかなりシステマティックに試合運びができるようになりました。
具体的には、対面性能の高いとダイマックスして強いで無理やり相手のポケモンを2匹持って行って、ラストにつなげる。
それまではダイマックスで暴れても、結局ラス1ですべて貫かれて負けるなんてことがざらにありました。
しかし、そのすらも打ち勝つことができる存在が生まれたことで、一気にランクをハイパーボール級まで勝ち上がらせてくれました。
この構築にしてからの勝率は驚異の8勝2敗。
普通の構築で戦っているときより勝てていて、無敵になれた気分でした。
4.ハイパーボール級
マスターボール級まであと一歩のハイパーボール級。
「そろそろ伝説一体くらいいてもいいでしょ」と思って、ピカゼクでおなじみのを助っ人に読んで最終決戦に挑みました。
とはいっても、相手のパーティにがいてコピーされると、こちらのパーティではどうすることもできなくなるので、実際のところはあんまり選出できませんでした。
がいなくなりはしたものの、基本の戦略は変わらずダイマックスのの火力を押し付けるために、でサポートします。
命の珠をに持たせたため、にはスカーフを持ってもらい、などのポケモンを倒す役割に徹してもらいました。
ハイパーボール級からマスターボール級に上がるには3連勝する必要がありますが、そのうち2連勝は無しで試合を決めれたため、伝説のスペックに依存しすぎずに企画を達成することができてかなり気持ちのいい結果を残すことができました。
勝率は8勝4敗
個体紹介
基本のピカチュウ枠
特性:ひらいしん
せいかく:おくびょう
持ち物:でんきだま
実数値:110-67-60-102(252+)-71(4)-156(252)
キョダイマックスデブチュウさん。
素早さ90族とピカチュウ統一の中では一番遅く、天敵であるにもすばやさが負けていることからなかなか選出の機会には恵まれませんでした。
しかし、でんきだま込みで特攻が実質204にまで跳ね上がる火力は魅力的で、チョッキ持ちのなんかがいる構築にはピカチュウさんの超火力でわからせていました。
素早さは激戦区の90族で、攻撃を受けられるだけの耐久もないため最速安定。
・エモンガ
1.
特性:せいでんき
せいかく:おくびょう
持ち物:いのちのたま
実数値:130-/-80-127(252+)-81(4)-170(252)
D:ダウンロード対策
を投入するまでダイマックスエースとして活躍してくれました。
と同じ特性・タイプをしていて優秀でないわけがなく、出せば必ず仕事をしてくれました。
もう一つの特性「でんきエンジン」も強いが、ピカチュウ統一に電気技を打ってくる人なんてまずいないので、ザシアンをマヒさせられる「せいでんき」を採用しました。
特攻種族値75と高くはないものの、いのちのたま込みのダイジェットは舐めて出てくるポケモンを崩壊させられるだけの破壊力を持っています。
2.
特性:せいでんき
せいかく:おくびょう
持ち物:こだわりスカーフ
実数値:130-/-80-127(252+)-81(4)-170(252)
D:ダウンロード対策
ハイパーボール級に上がって、にいのちのたまを持たせたため、型を変更しました。
やスカーフ巻いたを上からエアスラッシュで処理できるのでこれはこれで強いです。
対戦の中では天めぐキッスもびっくりな運ゲーを仕掛けてくれたりした自覚の塊。
バトンタッチの枠は挑発にするか悩みましたが、自信でダイジェットを積んだ際に後続につなげられる動きができればと思いバトンタッチにしました。
・デデンネ
特性:ほおぶくろ
性格:おくびょう
持ち物:エレキシード
実数値:142-/-98(164)-116(118)-87-165(228)
技:エレキフィールド/かみなり/くさむすび/マジカルシャイン
HB:防御+1状態で無振りの地震+砂ダメ2回確定耐え
S:最速抜き
対カバルドンのために生み出された最終兵器。
ピカチュウ統一は最大の弱点として「あくびからのステロループを抜け出す手段に乏しい」という問題がありました。
あくびループから抜け出せない原因は「ダイサンダーが地面タイプに無効」という点なので、ならいっそのこと自らエレキフィールドを貼ってしまえばいいという結論にたどり着きました。
さらにエレキフィールドを貼ると、持ち物エレキシードが発動し無振りカバルドンの地震を確定で耐えて返しの草結びで削ることもできます。
・・・実際には、くさむすびでを一撃で倒せるわけではないので、裏のに引かれてしまうことがほとんどでした。
しかし、まったく手も足も出なかったあくび展開に一つの回答を提示できただけでも功績は大きいと思っています。
特性:がんじょう
性格:陽気
持ち物:弱点保険
実数値:141(4)-150(252)-83-/-93-162(252)
技:アイアンヘッド/きしかいせい/とびはねる/ふるいたてる
今回の構築の第2のダイマックスエースであり、MVP。
頑丈を盾に無理やりの格闘技を耐えて、返しに全抜きをしていきます。
型自体はマイナーではないので、知っている人からは弱点保険警戒の動きをされてカバーされてしまいますが、幸いなことに今回の企画の中ではうまく起動させられることが多かったです。
ふるいたてるは、トゲデマルの数少ない火力を上げる積み技で、相手の素早さが遅めな構築にはふるいたてるから入って無理やり火力を底上げしたりしました。
耐久があるように見えて、実はHP65/防御63/特防73といったペラペラな耐久種族値のため、簡単に頑丈圏内まで削られます。
幸か不幸かそのおかげで最大打点(200)のきしかいせいを打つことができました。
対に関しては、でんこうせっかで縛られるためダイジェットから入らずに、弱点保険込みの火力で一撃で倒すことを意識しました。
・モルペコ
1.
特性:はらぺこチェンジ
性格:いじっぱり
持ち物:こだわりスカーフ
実数値:133-161(252)-78-/-79(4)-149(252+)
技:オーラぐるま/こおりのキバ/かみくだく/でんじは
D:ダウンロード対策
S:スカーフ込みでちょうど+1
タスキを持たせる前まで、足りない素早さを補うためにスカーフを巻いていた。
いじっぱりでもスカーフを巻くことでちょうどを抜ける奇跡の数値。
仕事としてはへの奇襲と、に対してでんじはを巻いてS操作を行うこと。
ピカチュウ統一ではに氷技を打てるのがモルペコさんだけなので、ほかに有効打を用意していない場合は必須だと思います。
2.
特性:はらぺこチェンジ
性格:ようき
持ち物:きあいのタスキ
実数値:133-147(252)-78-/-79(4)-163(252+)
技:オーラぐるま/こおりのキバ(たねばくだん)/ちょうはつ/でんじは(こわいかお)
D:ダウンロード対策
を採用してからは、対面性能の高い型が要求されたため、一番使い勝手のよいタスキ型に変更しました。
技構成に関しては、が入る前と後で役割対象が変わったので入れ替えています。
(ゼクロムが入ってからはその場でのS操作を高めたかったので、無効タイプのない「こわいかお」を採用しました。)
専用技オーラぐるまのおかげで、対面であれば素早さ逆転しつつ削りを入れることができたため、後続のダイマエースにつなげやすかったです。
を選出したいときは絶対に相手にステロを巻かれないように、挑発を打つことを徹底していました。
助っ人たち
特性:サーフテール
性格:臆病
持ち物きあいのタスキ
実数値:135-/-70-147(252+)-106(4)-178(252)
技:サイコショック/ライジングボルト/わるだくみ/きあいだま
あと一つ決定打に欠けた助っ人枠。(もっといい使い方を研究します)
エスパータイプをタイプ一致で打てて、一見に強そうに見えるものの、耐久無振りでもダイサイコが低乱数なため返り討ちにあってしまいます。
ダイサイコを打ってしまうと、サイコフィールドを貼ってしまいサーフテールが解除されてしまうので、なるべくダイマを切らずにエスパー技を叩き込めるように工夫が必要でした。
(今考えると、サーフテール発動前提の眼鏡型でもよかったかもしれません)
伝説1体だけなら高い素早さから奇襲をかけられるのですが、2体のインフレ環境では力不足感が否めませんでした。
特性:ばけのかわ
性格:ゆうかん
持ち物:イバンの実
実数値:159(228)-156(252+)-104(28)-/-90(最遅)
技:ゴーストダイブ/かげうち/のろい/みがわり
モンスターボール級でどうしようもないところを救ってくれた救世主。
調整自体はポケモン徹底攻略様に掲載されていたものを流用しました。
(ミミッキュ育成論 : 理論上対面最強を冠する〜確殺ミミッキュ〜|ポケモン育成論ソードシールド|ポケモン徹底攻略〈無断転載です。問題がありましたら削除いたします〉)
このミミッキュはラス1対面で呪いを打って、定数ダメージで稼ぎながら相手のHPを削り切るというもの。
皮+みがわり+呪いでイバンの実圏内に入り、先制ゴーストダイブ→後攻ゴーストダイブの流れにつなげられます。
テンプレ型では「まもる」が採用されていますが、今回は前2体で取りこぼしたポケモンを皮を残したまま処理できるようにかげうちを採用しました。
この子のおかげでに対しても勝ち筋を最初から用意して対戦に挑めるようになりました。
・ゼクロム
特性:テラボルテージ
性格:ようき
持ち物:いのちのたま
実数値:175-202(252)-140-126(4+)-120-156(252)
ハイパーボール級に入ってから投入した伝説枠。
「ピカチュウ&ゼクロムGXでコラボしてたから実質ピカチュウ枠だろ」という暴論のもと助っ人で来てもらいました。
技構成・型ともにテンプレの物を採用。
りゅうせいぐんを採用することにより、これまでかなり重かったに対しても安定した打点を繰り出せるようになったのが魅力です。
先発でダイマックスを切るというよりかは、先発はで盤面を整えた後にダイジェットを打つというのが理想の流れ。
がいる場合には、の怖い顔でSを下げつつ、オーラぐるまで削れるかが焦点でした。
結果
総対戦数110回
勝ち53 負け57
勝率48%
無事にマスターボール級に到達!!
最後に
ここまでお読みいただきありがとうございました。
もともとモルペコが好きで始めたピカチュウ統一企画でしたが、この環境でもマスターボール級にまで上がれるだけのスペックはあるんだとわかり、達成感に浸っています。
今回の一連の対戦の様子は動画でも投稿していますので、もしよろしければそちらの方もご覧いただけると嬉しいです。
最後に、今回の構築で載せているパーティはレンタル開放していますので、もし興味のある型がいました使ってみてください笑
それでは!!